フォントメモ

「悲報、俺氏またフォント沼にハマる!」

マウス、ファイラー、テキストエディタ、そしてフォント。
私がこれらに求める条件は、そんなに特殊ではないと思っています。
けれど、条件の全てを備えてはいないので妥協が生じてしまう。
だから、何かのきっかけがあれば見直したいという欲求が再燃してしまいます。
Mac版のテキストエディタだけは例外で、CotEditorには全く不満がありません。
私にとってCotEditorは完全な神アプリです。

そんなCotEditorのアップデートが公開されたというツイートが目に入って、うっかりフォントの不満点を想起してしまいました。
フォントの見直しにおいて過去に確認したことの堂々巡りがあったので、メモを記しておきます。


【フォントの選択基準】
①用途:Xcodeと幾つかのテキストエディタ
②等幅であること
③日本語フォントを含むこと
④可読性が高いこと(半角英数の可読性が優先)


【候補のフォント】
①MyricaM
②Source Han Code JP
③Osaka


【不満点】
①MyricaM
・全角フォント、特に記号の一部に可読性が悪い文字がある
・「“」と「”」(始と終)が見分けられない

②Source Han Code JP
・システムが等幅フォントに分類してくれない
・「~」と「〜」(全角チルダ波ダッシュ)が見分けられない

③Osaka
・MyricaMやSource Han Code JPに比べて可読性に劣る
Mac専用(非公式のWin用Osakaがあるが低品質)

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【結論】
MyricaMを使う。


【理由】
・「“」と「”」は入力時の変換候補(システムフォントで表示される)で識別できる。
・「~」と「〜」は入力時の変換候補では識別できないので、識別できるフォントを採用する必要がある。
・半角英において、MyricaMは可読性と美しさを備える。Source Han Code JPは可読性は高いが美しさに劣る。
・システムが等幅に分類しないフォントは一部のエディタで使えない。
 例:TeraPadでSource Han Code JPを使えない


【備考】
Unicodeに非対応な一部のソフトでは、ファイル名に波ダッシュを使っていると不具合を生じる場合があります。
だから全角チルダ波ダッシュの違いを意識する必要があります。
最新のJIS規格では全角チルダ波ダッシュも「上がって下がる」曲線で表現するのが正しいようですが、例えば線の太さを変えるなど、何らかの識別方法が欲しいと思います。