iOS 13及びiPadOSの雑感

Appleのサーバが強いと感じます。
私の自宅環境では、ほとんどのWebサイトとの通信速度は上り下り共に最大約8MB/sです。
だから通信速度のボトルネックは自宅のWi-Fiにあるのだと思っていました。
しかしAppleとの通信では安定して11MB/s程度の速度が出ます。
さすがApple、隙がありません。

そんなAppleとの大きな通信が発生するOSのアップデートは問題なく完了しました。
アップデートに要した時間は次のとおりです。

 iOS 12.4.1 → 13:約1時間 (iPhone XS Max)
 iOS 13 → 13.1:約30分 (iPhone XS Max)
 iOS 12.4.1 → iPadOS:約30分 (iPad Air 2)

iOS 13をじっくりと、iOS 13.1とiPadOSを簡単に使用しての所感は概ね好印象です。
新機能は使い勝手よく、動作が遅くなったり不安定になったりすることはありません。

少し詰めが甘いかなと感じる点もあります。
UI設計の一例として、「写真」アプリの一覧表示が全画面になったので、最も古い3枚の写真がステータスバーやツールバーに重なって、見難く選択し難いこと。

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上の写真はiPadのものですが、ステータスバーの領域が大きいFace ID搭載機種では更に見難く選択し難くなります。

また、設計方針の一貫性の一例として、ほとんどの3D Touchが触覚タッチに置き換えられたにも関わらず、ロック画面からのカメラ起動など一部に3D Touchが残っていること。
3D Touchを触覚タッチに刷新するなら全面的にする、しないなら全面的にしないという一貫性がないことには、ポリシーが曖昧なのだと感じてしまいます。

これらは明確なバグではなく、私が個人的に気になるというだけのことなのですが、Appleには伝えた方がいいのでしょうか。
Apple製品にはより良いものであってほしいという思いがあるので、瑣末な感想でも伝えたいと思ってしまいます。

詰めの甘さを感じる点は幾つかあるものの、新しいiOSとiPadOSには概ね満足しています。
使用者の期待に応えてくれる製品を作る企業は好きになります。
今後もAppleを好きでいられたらいいなと思います。