MacBook Pro ディスプレイの輝度が最大になる不具合
macOS Catalinaのバージョンを10.15.1にアップデートしてから、ディスプレイの輝度が勝手に最大になるという症状に悩まされています。
今のところ解決していませんが、挙動の気付きと、私なりのこの不具合との付き合い方を記します。
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【機種と構成】
MacBook Pro 2018 15inchに外付けディスプレイ2台を接続してトリプルディスプレイで使用中。
外付けディスプレイの接続方法は、Thunderbolt 3→HDMIと、Thunderbolt 3→VGA。
【不具合】
ディスプレイがオフ(ディスプレイをスリープさせる)の状態から復帰したときに、MacBook Pro本体のディスプレイの輝度が最大になる。
(スリープから復帰したときも同様に輝度が最大になる可能性がありますが、試していません)
【挙動】
①ディスプレイオフからの復帰時、必ずディスプレイの輝度が最大になるわけではない。
②輝度が最大になったまま放置していると、元の輝度に戻る。
放置時間は、約10~180s程度。
しかし稀に輝度が最大のままで戻らない場合もある。
③HDMI接続の外付けディスプレイが、スタンバイではなくオンのときに、MacBook Proがディスプレイオフから復帰すると、輝度が最大にならない。
【対応方法】
ディスプレイオフからの復帰で輝度が最大になったとき、再びディスプレイオフにして即復帰する。
外付けディスプレイがスタンバイになる前にディスプレイオフから復帰することで、正しい輝度に戻すことができる。
Macの「システム環境設定」→「Mission Control」から「ホットコーナー」で「ディスプレイをスリープさせる」を設定しておけば、素早くディスプレイオフ→復帰できる。
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macOS Catalinaの、マイナーバージョンアップデートをきっかけに発生し始めた症状なので、これは不具合だと思っています。
最初は不具合の挙動がわからなかったので、毎回システム環境設定からディスプレイの輝度を設定し直していました。
現在は上記のとおり、一手間かけることで正しい輝度に戻しています。
Macの不具合について調べると、いとも簡単に「SMCリセット」を勧める記事が散見されますが、私はSMCリセットを本当にどうしようもないときの最終手段だと思っています。
「調子が悪いと思ったらSMCリセットしてみよう」のような、あたかも気軽に試せる万能修理法のように紹介している記事は、無責任過ぎると思っています。
というわけでしばらく観察して私なりの対応方法を編み出したわけです。
本件を修正するアップデートが早期に公開されることを望みます。