結局Xcode11はいつ来るのか (追記19-9/25)

私がプログラミングを始めてから、まだ1年しか経過していません。
だから過去の傾向は知りません。
ある製品の発売日が決定したら、関連製品の発売日も決定したのと同義である、というような暗黙の了解があるのかもしれませんが、私はそれを知りません。
少なくとも、公式な発表はありません。(見落としていたら申し訳ありません)

2019年のApple Special Eventには関心がありましたが、新製品に一応の興味は無くもないものの、私が購入しようと思うような新製品が無いことは、イベント前から確信していました。
私が知りたかったのはただ一つ、Xcode 11の正式版がいつ来るのかということだけです。

イベント後の公式Webサイトでは、各種ソフトウェア公開時期情報は次のとおりとなっています。

iOS 13:19-9/20
iPadOS:19-10/1
macOS Catalina:19-10月
Xcode 11:情報なし

全部同時に来るのだと思っていました。
iOS 13とiPadOSすらも、時間差があるとは驚きです。

私は、Xcode 11はmacOS Catalina上で動作するものと理解しています。
重要なのはつまり、

「開発者がアプリをiOS 13に対応させる作業を開始できるのは、iOS 13公開後10日以上経過した後からである」

ということです。
勿論、ベータ版を利用すれば先行開発は可能なのですが、動作保証がないベータ版を、しかもOSをメインPCにインストールすることなど、できるわけがありません。
使用期間も用途も限定されたベータ版専用PCを個人で準備せよというのであれは、それはあまりにご無体な主張です。

幸いにも私のアプリ開発は趣味の範疇のものです。
公開しているアプリから1円の収益も得ていませんので、我欲に翻弄されるようなことはありません。
しかし、私のアプリを使用されている方が、上記の新しいOS上でアプリの不具合を発見したときに残念な気持ちになるのであれば、それはとても悲しいことです。

Xcode 11 (当然macOS Catalinaも) ができるだけ早く来ることを切に願います。
少なくともiOS 13の公開と同時に、可能であればiOS 13に対応する開発期間を確保できる程度にはiOS 13に先行して、Xcode 11が手元に来てほしいものです。
私は、アプリをApp Storeに提供することで市場の活性化に貢献していると思っているので、そう願うくらいは許される立場にあると思っていますし、Appleはその願いを耳に入れる程度のことはしてくれてもいいと思っています。

私にとって2019年のApple Special Eventの最重要事項はXcode 11の正式版がいつ来るのかということでしたが、結果は「Xcode 11は早くても19-10/1以降」でした。


【追記 (19-9/24)】

Xcode 11は、とっくに来ていました。
Mac App Storeに新着の通知が来たので開いてみたら、Xcode 11が保留中3日前になっていました。
そうか、当然といえば当然ですが、やはりiOSのアップデートと同時にXcodeも来るのですね。

私の敗因は2つあります。
XcodemacOS Catalina上で動作する、つまりMojaveでは動作しないと思い込んでいたこと。
②今年は新型iPhoneを購入しないので、Apple関連の情報に対するアンテナを下げていたこと。

愚かな自分を恨めしく思いますが、これも勉強です。
私は常に詰めが甘いが、常に同じ過ちを繰り返さない。


【追記 (19-9/25)】

Mac App StoreXcodeが、昨日までは「保留中3日前」だったのが、今日は「保留中2019/09/21」になっていました。
XcodeiOSのアップデートと同時ではなく、「iOSから約1日遅れてくる」と認識するのが良さそうです。