iPhoneによる健康被害を考える

半年ほど前から左腕の違和感を自覚するようになりました。
いつしか腕を上げることが困難になり、今では常に痺れのような感覚が残るようになりました。
この症状は一般的には四十肩と呼ばれるものだと思いますが、私はまだ40代ではありません。

原因は生活習慣、特に運動不足と栄養失調にあるのだろうと思っていました。
ところが悪化する症状を無視できなくなってきた最近、肩の異常に注意して生活していると、iPhoneに原因があるように思えてきました。
iPhoneを持ったまま特定の姿勢になったとき、持つ手の上腕にかかる負荷が顕著になることに気付いたからです。

私は現在iPhone XS Maxを使用しています。
iPhone XS Maxを持つ手にかかる負荷が大きくなる要因は3つあると思います。

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1つ目はiPhoneの重さです。
iPhone XS Maxは発売開始されたとき、それまでの全てのiPhoneの中で最も重いiPhoneでした。
現在は更に重いiPhone 11 Pro Maxが登場しています。

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私の経験では、「これは重い」という意識をしないで使うことができるのはiPhone 7 Plusくらいまでです。
iPhone 7 PlusとXS Maxの差は20gしかありませんが、スマートフォンとして許容できる重さの限界が、この20gの範囲内にあると思います。
そしてiPhone 11 Pro MaxはXS Maxより更に18gも重い。これを使い続けたらどうなるのだろうという好奇心はあります。

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2つ目は寸法です。
現行機種のMax系、従来機種でいうPlus系は画面の寸法が大きいので片手では操作できません。
だから必ず弓手で持ち、利き手で操作することになります。
両利きでなければ反対の手に持ち替えるということをしないので、負荷が片手に集中します。
手が疲れたと思いつつもそのまま使い続けるということが習慣化するので、長期的には悪影響が生じるのだと思います。

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3つ目は形状です。
iPhone 6以降は5sまでと異なり端部が丸い形状になりました。
だから滑りやすく、握力が必要になります。
正確には無意識に強い握力で持っているのだと思います。そして無意識に強い握力で持つということができない人が、iPhoneを落としやすいのだと思います。
強く握るから、手にかかる負荷が大きいのだと思います。
端部が丸い形状を、持ちやすいとか手に馴染みやすいとか、そんな記事を目にすることがありますが、私は疲れやすく落としやすい形状だと思っています。

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iPhone XS Maxを購入したのは、その性能が必要だからではありません。
AppleがかんがえたさいきょうのiPhone」だからです。
「さいきょう」は堪能しました。もう充分です。

私は自分の左肩の異常をiPhone XS Max(と自分自身の不摂生)のせいだと思いつつあります。
対策として、iPhone 6sに変更することを考えています。
私の使い方では、iPhone 6では性能不足ですが、6sであれば充分な性能を持っているからです。
手元にはiPhone 6s Plusもありますが、肩の回復を図らなければいけないことを考えると、6s Plusでは軽さが足りない気がします。

私の生活習慣と使い方を見直してiPhone XS Maxを使い続けるというのも、対策としてあり得ると考えています。
その場合は来年新型iPhoneの中で最も軽量なモデルを購入するだろうと思います。
次に登場する新型iPhoneは、願わくば端部が丸くない、iPhone 5s以前のように角ばった形状であってほしいと思います。